宝の地図

  • 読み:たから・の・ちず

宝が隠されている場所や探しかたが書かれている地図。地図といっても我々の良く知っているような正確な地図であることは少ないし、図ではなくて文字で書かれているだけかも知れない。暗号化されたり符丁が使われたりしていて、よそ者には分かりにくくなるように工夫されていることも多い。

小説『宝島』や海賊の隠し財宝、埋蔵金の伝説などからヒントを得たものと思われる。

シナリオの導入として宝の地図を入手した好事家からの依頼で調査に出かけるというふうに使用したり、ダンジョン探索のさいに財宝として宝の地図を発見してその地図を調査すると……というふうに使用したりするのが、D&D伝統の方法である。最近のルールでは宝の地図についての記述は見かけないような気がするが、シナリオのひとつの典型として役に立つので覚えておくにこしたことはないだろう。